透析患者のDW(ドライウェイト)

血液透析


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看護のお仕事

透析患者さんの重要指標の一つが

『DW(ドライウェイト)』

これがなかなか厄介でした(>_<)

どう決めて、設定するのか?

下げる?上げる?

ガイドラインとして明記されているのか?

看護面ではどうやって患者さんに説明すればいいのか???

 

本当に厄介な数値の一つがこのDW(ドライウェイト)です(^^;)

透析患者のDW(ドライウェイト)とは

透析患者さんの看護で管理する数値の中には、血液データや血圧、それ以上にDW(ドライウェイト)がとても重要だと思っています

 

DW(ドライウェイト)があっていなければ、血液データも変わってきますし、血圧は上下します。

さらに、QOLやADLにまで影響を大きく与えてくれます(゚д゚)!

だから、DW(ドライウェイト)を侮ってはいけない(>_<)と、言われたことを思い出しました(^^;)

 

DW(ドライウェイト)というのは、透析患者さんの

『基準となる体重』

のことを言います。

 

ただ、基準なのですが、この基準は1年を通して変化する場合もあれば、しない場合も。

基準というが、本当の適切な値というのはなかなか判断しにくいもの

さらには、透析患者さん毎に変わってくる・・・

という特徴がある厄介な数値になります(>_<)

例えば血圧

血圧だと高血圧や低血圧の基準があり、

正常値の中なら基本的には大丈夫

そして、この基準となる数値は変動することがありません

 

でも、透析患者のDW(ドライウェイト)は変化するんです(^^;)

もちろん、それを決めるための指標というのはいくつかあります。

透析患者のDW(ドライウェイト)の決め方

透析患者のDW(ドライウェイト)の決め方にはいくつかの指標があります

数値としては

・血圧

・心胸比(CTR)

・hANP(ヒト心房ナトリウム利尿ペプチド)

・下大静脈経(IVC)

臨床症状としては

・浮腫

・めまい

・呼吸苦

このように、DW(ドライウェイト)を決める指標としてはたくさんあり、これらをもとに、透析患者のDW(ドライウェイト)を決めていくのですが・・・

どの数値や症状も患者毎に変わってくる恐れがある( ゚Д゚)

という厄介な特徴を持っています(>_<)

基本的には、一般的に決められている正常値よりも高い場合はDW(ドライウェイト)を下げ、

正常値よりも低い場合はDW(ドライウェイト)を上げる

ということを行います・・・が、そもそもその正常値って本当にあってるの???

という問題が(^^;)

 

例えば、心臓の大きさを見る心胸比(CTR)

心胸比(CTR)は透析後に測定するレントゲンによって計算されますが、

男性では50%以下・女性は55%以下になるようにDW(ドライウェイト)を決めるのですが・・・

レントゲンは陰影です。つまり、影です。

心臓の向きは人それぞれ違います。

でも、レントゲンではその向きを知ることができません

なので、心胸比(CTR)が正常値内だからと言って、それが本当に正しいか?とは違ってきます(>_<)

 

DW(ドライウェイト)を決めるそれぞれの数値のどれもが患者毎に既往歴や疾患等により変わってくるので総合的に決定することが大切です。

上にあげたそれぞれの項目の基準値や特徴等は後日まとめていこうと思います(>_<)(ちょっと、文字数が多くなり過ぎました(^^;))

透析患者のDW(ドライウェイト)の看護説明

これが難しい(>_<)

透析患者さんは年々高齢傾向になっています。

導入する人も元気な90歳!!なんて方もたくさんいます

 

この状況で

「ドライウェイトはね・・・」

なんて、横文字で説明をしてもなかなか理解をしてくれません(>_<)

もちろん、家族にも説明をするのですが、医療者でもなかなかDW(ドライウェイト)の理解は難しい・・・家族も1回の説明でなかなか理解することが難しい

中には、透析歴もそれなりの若い透析患者もおられますが、その人でもDW(ドライウェイト)を上げる・下げるの話をするときには嫌な顔します(-_-;)

若い方の印象ですが

男性の場合、DW(ドライウェイト)を下げるのを嫌がります

女性の場合、DW(ドライウェイト)を上げるのを嫌がります

中には、血圧が低く、帰るときにフラフラになっている女性がいたのですが、何度説明をしてもかたくなにDW(ドライウェイト)の変更を拒否する場合もありました(>_<)

これには頭を悩ませます(>_<)

 

DW(ドライウェイト)が変化する理由は

食事量や食事の質

これが大きな原因です。

中には、トレーニングを始めた人や、リハビリで歩行訓練を始めた人なんて人も変わってきます

 

食事量や質が上がれば、体の脂肪は増え、体内の水分量が減る

だから、DW(ドライウェイト)を上げる

逆に、

食事量や質が下がれば、体の脂肪は減り、体内の水分量が増える

だから、DW(ドライウェイト)を下げる

 

と、なるのですが・・・理解しにくいですよね(^^;)

なので、説明をする場合には絵を描くようにします。

ざっとこんな感じ

説明の仕方は透析患者の理解度を見ながら変える必要がありますが、絵があるのとないのとでは理解度が変わってきます(・∀・)b

まぁとにかく、

透析患者への説明にはなかなか難儀することが多いです(^^;)

 

今は維持透析患者のみ受け入れているクリニックですが、本当は導入施設がこのような基本的な事項を丁寧に説明して欲しいところですが・・・業務に追われてなかなか難しいのかもしれませんね(;・∀・)

透析患者のDWのガイドライン

実は、

透析患者の適正なDW(ドライウェイト)を設定をするための指針もガイドラインで明記されています

そのガイドラインというのが

血液透析患者における心血管合併症の評価と治療に関するガイドライン

このガイドラインに明記されています。

これが出来たのが多分2011年なので長い間変わっていないのでしょうね(;・∀・)

抜粋すると・・・

DWとは「体液量が適正で、透析中に角の血圧低下を生ずることなく、かつ長期的にも心血管系への負担が少ない体重」

と、定義されています。

納得ですね(・∀・)b

この中には、血圧はDW(ドライウェイト)を適正にすれば、降圧薬は必要ない!!

なんてことも書かれていますよ(・∀・)bもちろん、その人の病態にも左右されます。とも書かれています。

DW(ドライウェイト)を紹介しているYouTubeを見つけたのでリンクを貼っておきます(・∀・)b

コメント

  1. […] ⇒透析患者のDW(ドライウェイト) […]

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