鎮痛剤による血圧低下

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鎮痛剤

透析患者さんに限らず、多くの人が使用している薬の一つです。

市販されている薬もたくさんあり。

手に取る機会も多いかも。

 

で、

この鎮痛剤で血圧が下がる

ということが言われていますが、実際にはどうなのか?調べてみました。

研究がされているのか?それとも経験的なものなのか?

 

結論から言うと・・・

アセトアミノフェン・非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の内服で

血圧は下がります。

研究もされていますし、経験的にも下がる人は極端に下がるみたいですね(>_<)

鎮痛剤の種類と大きな違い

まず、鎮痛剤と一言で言っても、大きく2種類に分けられる。

『アセトアミノフェン』

『非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)』

どちらも有名な薬で、代表的なものにカロナールやロキソニン

違いはこんな感じ

アセトアミノフェン 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
解熱作用 あり あり
鎮痛作用 あり あり
抗炎症作用 なし あり
副作用 肝障害 消化性潰瘍・喘息・腎障害
代表的な内服薬 カロナール ロキソニン・ボルタレン

大きな違いはアセトアミノフェンは抗炎症作用がないということですね。

 

調べていると面白い内容の話がありました

感染症による発熱時に鎮痛剤を使用すると、死亡率が上昇した(゚д゚)!

感染症の発熱時にはまず、クーリングが重要になるみたいです

参考:https://www.igaku-shoin.co.jp/paper/archive/y2019/PA03348_06

 

発熱の多くの原因は感染症だと思うので、判断が難しいところですが、

発熱=解熱鎮痛剤

というのは危険なのかもしれません。

参考サイトでも書いていますが、解熱鎮痛剤を使うならカロナールのようなアセトアミノフェンを選択することが必要になるみたいですね。

これは、抗炎症作用がないからなのか?

鎮痛剤による血圧低下に関して

本題の鎮痛剤による血圧低下ですが、

これは

アセトアミノフェン・非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)のどちらでも言えること

上記の参考サイトにも書かれていましたが、

最大で15mmHg程度の血圧低下を認めるみたいです。

もちろん、収縮期血圧が150の人が15mmHg低下しても大きな問題にならないかもしれませんが、

敗血症を起して、収縮期血圧が80mmHgといった低血圧の人では話が変わってきますね(;・∀・)

低血圧による各臓器への血流量低下。それに伴って、多臓器不全にもなりかねません・・・

 

鎮痛剤の使用は状況に応じて判断が必要になるみたいです。

まぁその判断をするのは医師ですから、臨床工学技士は口を挟むことは無いかもしれませんが(^^;)

挟むとしたら、

透析を知らない腎臓内科や泌尿器科以外の先生が透析予備軍患者さんにロキソニンを処方しようとしているときに助言するくらいですね。

あくまで、助言です

「腎障害のリスクが高いですよ。アセトアミノフェンにしませんか???」と。

 

ただ、

カロナール・ロキソニンに関しては

添付文書をみるかぎり、副作用に「血圧低下」の記載はないんですよね

なので、

治験段階では血圧低下は見られなかった?ということなのでしょうか?

それでも、

経験的にも数々の実験でも血圧低下を示す結果になっているので、鎮痛剤の使用をする場合には注意をすることは必要になります。

 

こちらのブログではアセトアミノフェンの血圧低下についてまとめてくれています

参考⇒https://blog.goo.ne.jp/higashisaitama/e/88eb0007ab68f0c81ce75d081d7979e2

特に点滴での投与では注意が必要みたいで、さらに、感染症では注意が必要になるみたいですね。

血圧低下の機序としては末梢血管抵抗の低下が大きいように思われます。痛みからの解放で緊張がゆるむのでしょうか?それとも、薬の作用でしょうか?

薬の作用だったら、背景に関係なく下がりますし・・・と、考えてしまいます(^^;)

まとめ

鎮痛剤による血圧低下は認めらる

ただ、

カロナール、ロキソニンの添付文書にはその記載はない。

経験的なものもあるかもしれませんが、

多くの研究でも血圧低下が認められていることは事実なので、使用する場合には注意が必要になりますね(・∀・)b

 

透析に関連したら、腎機能保護段階の患者さんに非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の使用はNGになります。

 

※参考にさせていただいたサイト作成者の方には感謝いたします。

また、このサイトは私の勝手な意見も含まれていますので、鵜呑みにせず、ご自身の判断にて理解していただきますようお願いいたします。

 

 

 

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常に、最新情報をご確認していただけますようお願いいたします。

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