血液透析の原理

血液透析


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そういえば・・・

血液透析の原理や血液ろ過、血液透析ろ過等の違いについて書いていない・・・

と、ふと思いました(^^;)

ということで、

まずは血液透析の原理をまとめておこうと思います。

血液透析の原理 拡散

血液透析の原理の根本が拡散になりますね。

こんなイメージ

拡散というのは『半透膜を介して2つの濃度の違う液体が接している時、濃度が均一になろうとする働き』のことを言います

ここでいう

半透膜⇒ダイアライザー(ダイアライザーの説明は後程)

2つの濃度の違う液体⇒血液と透析液

ですね。

 

つまり、

ダイアライザーを介して、血液と透析液が触れ合うことによって、お互いの濃度の差により均一になろうとするということですね。

 

腎不全になって貯まる物がBUNやカリウム、リンetc.です。

これらは、透析液中には入っていなかったり、濃度が低かったりします。

その濃度の違いによって、血液中から透析液中に移動し、体の中をキレイにするということですね。

 

逆に、腎不全患者さんが不足する重炭酸イオンが透析液に含まれているので、補填することが可能になります。

 

透析の大きな役割の一つの、電解質の補正や酸塩基平衡の是正はこの拡散の原理が使われているということになります。

 

血液透析の原理 限外濾過

透析のもう一つの大きな役割が

「除水」

ですね。

イメージはこんな感じになります

圧力をかけて、ろ過することになりますね。

血液透析の場合はこれによって、体にたまった水分を除水することになります。

現在、透析装置には精密な除水コントローラー等が搭載されているので、除水誤差というのはほぼほぼなくなりましたね(・∀・)b

一昔・・・大昔前では本当に圧力をコントロールして除水を行っていた時代があるみたいです。

話を聞いただけで実際に見たことはありませんが(^^;)

たとえば、

血液側に圧力をかけることにより、ダイアライザーのUFRに従って、除水される。

でも、圧力って一定ではないですよね。だから、最終的に除水誤差が大きくなっていたりします。

 

血液透析の進化は目まぐるしいですよね(・∀・)b

 

ということで、血液透析の原理をサクッとまとめると、

拡散によって、血液を清浄化し

限外濾過によって、除水を行う

といった感じです。

 

続いて、血液透析に必要なものや回路の流れを見ていきたいと思います。

血液透析に必要なもの

まずは、血液透析を行うにあたり、必要になる物品です

・透析装置

・ダイアライザー

・血液回路

・透析液

この4つは最低限必要になりますね

もちろん、入口出口を作るための、穿刺針も必用ですが細かいところは割愛しておきます(^^;)

 

透析装置にはローラーポンプや気泡センサー等の透析を行うための根源になりますね。各メーカーによって形や回路の付け方は違うものの、基本構造は同じになります。

ダイアライザーは透析の心臓部になります。

ダイアライザーの中には細ストローが何万本も集まり束になっています。その中を血液が通り、外側を透析液が流れます。流れる方向はお互いに逆になります。

この細いストローのことを中空糸と呼び、これを介して血液と透析液がふれることによって、拡散が行われることになります。

血液回路は透析患者さんの血液をダイアライザーに導くための道ですね。

血液を清浄化しているのはダイアライザーの中だけ。でも、ダイアライザーに直接血液を入れることはできませんので、

血液回路を使って血液を導くようにしています。

透析液は血液透析には無くてはならないものですね。透析液が血液と触れることで血液中のいらないものが透析液に移動し、補填したいものが血液中に入っていきます。

 

これら以外にもいろいろあるのですが、詳しくは別の機会に紹介していこうと思います(^^;)

血液透析の回路の流れ

流れだけを非常に簡単に伝えると・・・

こんなイメージです

本当に簡単な流れですね(;・∀・)

透析患者さんの血管に2本針を刺して、片方からポンプを使って血液を抜き取り、ダイアライザーに流して、もう片方の針に返す。

これだけです。これでは簡単すぎますね(;・∀・)

もう少し詳しい図がこちらになります

こらなら詳しいですね(・∀・)b

色々付属物が増えました。

流れとしては、

 

脱血側の針から血液をローラーポンプで抜いてきます。

その途中に、抗凝固剤(ヘパリン・低分子ヘパリン等)で血液を固まりにくくして、

A側のチャンバーがあって、ここでダイアライザーに気泡が入らないようにカット

ダイアライザーを通った後に、V側のチャンバーがあって、ここでは患者さんに空気がいかないようにカット。

最後に、最後の砦の気泡センサーを通過したら、

送血側の針から患者さんに戻ります。

 

こんな感じになります。

回路自体はそれほど難しくありませんね。

機械を使ったり、長い回路を使う必要があるので、

なかなか取っつきにくいイメージになりますが、

実はそれほど難しいことはしてないですし、回路自体もダイアライザーを挟んで2種類ありますが、

それほど違いがあるわけでもありません(^^;)

と、いうことでまとめです(・∀・)b

まとめ

血液透析の原理は大きく2つ

「拡散」「限外濾過」

になります。

 

必要なものは大きく分けるとこれ

・透析装置

・ダイアライザー

・血液回路

・透析液

このどれか一つでもないと、血液透析は成り立ちません(>_<)

 

後は、血液回路の流れですが・・・

上記を参考に(・∀・)b

血液回路や透析装置の細かな説明はまたどこかで書きたいと思います。

 

 

 

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