透析患者のかゆみ

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看護のお仕事

透析患者さんの永遠の悩み・・・

体のかゆみ

です。

 

スタッフも悩ませるんです(>_<)

原因が多岐にわたるので・・・(^^;)

患者それぞれの原因にあった対応が必須になります

 

ここでは

透析患者のかゆみに関してまとめます

透析患者のかゆみの原因

原因は多岐にわたります。

主に、

・透析由来

・皮膚異常

・中枢系

の3つ

かゆみの原因 透析由来

ダイアライザーや回路と血液が接触することによるアレルギー反応やサイトカインの活性

透析不足や食事制限の甘さによるリン・カルシウムの濃度異常

それに伴う、副甲状腺ホルモンの過剰分泌

ヒスタミン物質の産生

etc.

と、どれが原因なのか?わかりずらいです

透析由来の対策

透析膜や回路のアレルギー反応ではダイアライザーの素材の変更は可能かもしれませんが、回路の素材の変更はなかなか難しい・・・

透析不足はダイアライザーの変更や血液流量の変更、時間の延長等で何とか対応することが可能になります。

食事の影響でリンが上昇すると、それにともない、副甲状腺ホルモンの過剰分泌が起こる

そして、異所性石灰化が起こり、それが皮膚にたまることでかゆみの原因に・・・

導入時の食事指導がとても重要になってきます・・・が、昨今の透析の原因が糖尿病ということもあり、なかなか食事指導も効果が少ない・・・(理由は言わずもがなです(^^;))

かゆみの原因 皮膚異常

外的刺激によりかゆみの感受性が亢進してしまいます。

特に、

『乾燥』

が大きなカギを握っていると思います。

経験上、透析患者さんのかゆみの原因のほとんどが皮膚の乾燥の印象です。

 

皮膚異常の原因の多くは乾燥

乾燥の原因としては、加齢による皮脂の分泌低下、除水に伴う乾燥が主な原因。

それ以外にもかゆみ神経が伸びてと書いていたりするのですが、透析導入直後からの乾燥対策が重要になると思います。

また、かゆみにより皮膚を搔いてしまい、それにより湿疹ができてさらにかゆみが増す・・・という悪循環も起こってしまいます。

皮膚異常(乾燥)の対策

乾燥対策は保湿に限ります(・∀・)b

ヘパリンクリームやヒルドイドなんかがそうですね。市販の保湿剤でもいいですが、意外と高い(^^;)

なので、透析患者さんには院外処方で処方箋を出すのがいいかもしれません。そうでないと、もったいないと言って買わない人も多いですからね(;・∀・)

 

また、痒いからと言って、かきむしると悪循環になります。

痒い時の対策も必須になります。

・軽くたたく

・衣類の上から掻く(優しく)

・さする

・爪を切る

・孫の手を使う時にはガーゼ等の柔らかい布で覆っておく

etc.

と、掻くときにも注意をして皮膚の刺激を最小限にすることが大切です(・∀・)b

かゆみの原因 中枢系

これはなかなか難しい・・・

体内の分泌物の話ですからね(;・∀・)苦手です(>_<)

 

で、結論から言うと・・・

内因性オピオイドのバランスの崩れ

そのうち、μ受容体がκ受容体よりも優位になるとかゆみが誘発される。

μ受容体を活性化させるのがβエンドルフィン

κ受容体を活性化させるのがダイノルフィン

ということです・・・難しい・・・

中枢系の対策

この対策としては、内服薬です

ナルフラフィン塩酸塩(レミッチ)ですね。

 

間違ってはいけないのが、かゆみがあるから即内服ということではなく、

中枢系の異常に限って効果があるので、まずは大きな原因の乾燥から対策していくことが大切です。

透析患者のかゆみの評価

主観的な症状のかゆみを評価するのは難しい(>_<)

それでも、客観的に評価することで、

かゆみの程度を評価でき、治療効果を把握することが可能

になります。

 

評価することによって、各患者のかゆみの原因を把握することにもつながるので

難しいとはいえ、評価が重要になってきますね。

 

評価の方法の一つに

VAS(Visual Analogue Scale)

があります。と言っても、確立されているわけではないみたいですね。

定期的に、同じ評価方法で効果をみて、QOLの改善に努める必要があるように思います。

日常生活のポイント

透析患者さんには日常生活で注意してもらうことが重要になります。

衣類のポイント

特に、肌着には注意してもらいましょう

直接肌に触れる衣類は木綿や絹などの肌への刺激が少ないものを選びましょう。

また、タグにも注意。タグも刺激の一つになるので、取り除いたりして対策が必要になる場合があります。

掻き方

上記でも書いていますが

・軽くたたく

・衣類の上から掻く(優しく)

・さする

・爪を切る

・孫の手を使う時にはガーゼ等の柔らかい布で覆っておく

etc.

と、皮膚に傷ができないようにしましょう。

入浴時

熱湯、長湯

気持ちがいいですが、皮膚の乾燥を促進させることになりますのでやめましょう。

肌を清潔にするのは大切ですが、

タオル等でゴシゴシ洗うのも刺激の一つになるので注意です。

食事指導

食事はリンのコントロールに尽きます

高リン血症により、異所性石灰が皮膚に沈着することでその刺激でかゆみが出てきます。

なので、

食事指導も重要なかゆみ予防の一つになりますね。

また、

それと一緒に、内服薬の重要性を伝える必要もありますね。

 

 

 

 

※参考にさせていただいたサイト作成者の方には心より感謝いたします。

このサイトは私の勝手な意見も含まれていますので、鵜呑みにせず、ご自身の判断にて理解していただきますようお願いいたします。

また、できる限り最新情報に更新していこうと思っていますが、抜け漏れもあると思います。

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