難しい問題ですね(;・∀・)
臨床工学技士の将来性・・・
臨床工学技士が無くなることは無い
格差が広がる
こう思います。
臨床工学技士は今後無くならない
臨床工学技士が誕生して30年以上が経過し、病院内でも重要なポジションや役割を担っている人も多いことを考えると、
今後、臨床工学技士なが無くなることは無いと思います
ただ、
臨床工学技士は業務独占資格ではありません
これを考えると、
この先、病院での地位向上には限界があると感じます(^^;)
臨床工学技士会の働きによって、臨床工学技士の地位は上がっていますが、
それは病院にとってメリットがあるから。
たとえば、管理体制
看護師は万年不足しています。
病棟の基準で10対1や7対1と言ったものを確保するには、カウントされない看護師(オペ室・透析室・内視鏡室・外来等)の看護師を病棟に移動させたい
その隙間に臨床工学技士が入り込む。
実際、オペ室の直介に臨床工学技士が入っている病院も多くなっていますしね。
給料面でも言えることです
看護師を二人雇うのと、臨床工学技士を3人雇うのはそれほど大きな差にはなりません(初任給に関して)
マンパワーを増やすには臨床工学技士は最適だということですね(・∀・)b
いわゆる・・・隙間産業(^^;)ですね。
臨床工学技士の格差
これは臨床工学技士間の格差ということではなく、
病院ごとの臨床工学技士に対する考え方の格差です
上記のように、臨床工学技士の業務は拡大しています
この記事でも紹介していますね⇒臨床工学技士法改正による業務範囲の追加
ただ、病院の考え方が大きく方向性を決めるのではないかな?
って思っています。
先ほど書いたように、臨床工学技士はいてもいなくても大丈夫な資格になります
業務独占ではありませんからね
その為、
臨床工学技士を雇わなくても、運営自体に影響はほとんどありません。
実際、臨床工学技士がいない病院もたくさんあります。
そして、現在、臨床工学技士が働いている病院でも、上層部の考え方が変わったり、入替によりアンチ臨床工学技士の人が来た場合、
立場は危うくなります
簡単に給与削減や業務縮小もあるかもしれません(>_<)
そうならないために、業務の確立を行って、自分たちでなくてはならない人材になる必要があります。
特に、大学病院では
臨床工学技士の立場がとても低いところもあります。
大学病院は資金も豊富(?)で、他の人材も豊富です
医者があぶれていたりしますからね(;・∀・)
それらの人に仕事をさせるためには、臨床工学技士が行っていた、カテ室やオペ室業務、内視鏡業務等の人材の入れ替えも余儀なくされます
若手医師の経験になりますからね(>_<)
臨床工学技士の今後の展望と個人的な意見
今後の展望は・・・
業務独占を手に入れること( ̄▽ ̄)
これじゃないですか?
そうでないと、排除しようと思ったら簡単に排除される立場のままです
可能性があるとしたら、
透析室ですね
透析室には必ず臨床工学技士が必要。
ということになればベスト。さらにベッド数に応じてなんて文言が付いたらさらに良き(・∀・)b
さらに欲を言えば・・・
エコーですね
まずはシャントエコーの診療報酬
それから、透析患者の透析室におけるエコー業務を確立することができれば、透析室での臨床工学技士の立場は上がります(・∀・)b
病院の検査科って忙しいです(^^;)
なので、透析室や透析患者のエコー業務は臨床工学技士に委託・・・なんてことになればと思っています( ̄▽ ̄)
まぁ難しいでしょうけどね(;・∀・)
ということで、上記は私の個人的な感想です(・∀・)b
実際に働いていて、肩身の狭い思いもすることもありましたからね(;・∀・)
将来性に関しては問題ない気がします。
一定数の就職口はあるでしょう。
ただ、遠い将来か近い将来かわかりませんが、人工腎臓ができた場合、
透析室の減少にともない、臨床工学技士の就職口が減ってくることは間違いないでしょう。
薬が良くなることで、検査や体外循環が減ってきているように・・・